流木類の流下・堆積とそれらの河道設計への利用

  • 福岡 捷二
    社団法人 土木学会 東京工業大学 工学部土木工学科
  • 新井田 浩
    社団法人 土木学会 建設省近畿地方建設局 阪神国道工事事務所調査二課

書誌事項

タイトル別名
  • MOVEMENT AND ACCUMULATION PROCESS OF FLOATING LOGS AND APPLICATION TO RIVER COURSE DESIGN
  • リュウボクルイ ノ リュウカ タイセキ ト ソレラ ノ カドウ セッケイ エ

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抄録

河川における流木群の流下・堆積を現地調査, 大型模型実験, 流れの解析によって総合的に調べている. 流木類は低水路法線形と堤防法線形との位相のズレ, 植生の分布状況, 植生高さと水深との関係, 流木類の種類, 接近流速の大きさ及び洪水時の風の強さに応じた堆積状況を示すことが明らかになった. このことから, 流れ場の3次元解析より低水路河岸に向かう流速ベクトルを求め, これと河道における植生の繁茂状況から流木類の堆積場所の推定が可能となった.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1993 (479), 51-60, 1993-11-21

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (3)*注記

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