書誌事項
- タイトル別名
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- CRACKING AND FAILURE BEHAVIOR OF CONCRETE TUNNEL LINING PREDICTED BY SMEARED CRACK MODEL
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説明
複雑なひび割れ特性を有するコンクリートトンネル覆工は, 他のコンクリート構造物と違って厳密な設計がなされておらず, またその健全性診断はひび割れ性状に寄らざるを得ないのが現状である. 本論文は, 分布クラックモデルを導入した非線形有限要素法によりコンクリートトンネル覆工のひび割れ特性や破壊挙動を解析・検討したものである. 実験現象や結果に基づき, 1) 内部初期亀裂の位置変化, 2) コンクリート引張り強度の変化, 3) 破壊エネルギーの大きさ, 4) 外部荷重の変化, 5) 寸法効果, 6) 土圧の作用などについて因子解析を行い, トンネル覆工の特性、破壊挙動および構造解析手法自身に及ぼす影響を究明した. 本研究により得られた結果はトンネル覆工的設計, 構造診断および補強対策に有用な知見を与えると考えられる.
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 2001 (668), 17-27, 2001-01-21
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205309302784
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- NII論文ID
- 130003801706
- 10005122252
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- NII書誌ID
- AN10014020
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- ISSN
- 18827187
- 02897806
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- NDL書誌ID
- 5661264
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可