交通需要と道路網の整合性に関する研究

  • 飯田 恭敬
    社団法人 土木学会 京都大学 工学部交通土木工学教室
  • 李 燕
    社団法人 土木学会 京都大学大学院工学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON INTEGRATION OF TRAFFIC DEMAND AND ROAD NETWORK
  • コウツウ ジュヨウ ト ドウロモウ ノ セイゴウセイ ニ カンスル ケンキュウ

この論文をさがす

抄録

財政問題や環境問題等の原因で, 道路や交通施設をさらに新設・増強することが次第に困難になりつつある. このような状況の下で, 欧米をはじめ, 交通計画の方針は従来の交通需要追随型から交通需要を道路網に整合するようにマネージメントするということに変わりつつある. 本研究では, 道路網全体がバランス良く利用されるための交通需要管理策に指針を与えるため, 与えられた道路網と整合する交通需要パターンおよび最大発生交通量を求める発生量最大化モデルを提案する. さらに, 土地利用と道路網の整合性の観点から, 京都市の道路網を対象に, モデル計算を行い, 整合を有する交通需要分布, 将来土地利用の誘導方向について考察する.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 1995 (506), 109-118, 1995-01-20

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ