雇用林業労働者の「一人親方」化とその就業実態 : 福岡県を事例に

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タイトル別名
  • The Reason for Forestry "Foremen" Dismissal from Employee and their Actual Condition : A Case of Fukuoka Prefecture
  • コヨウ リンギョウ ロウドウシャ ノ ヒトリ オヤカタ カ ト ソノ シュウギョウ ジッタイ フクオカケン オ ジレイ ニ

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抄録

近年,林業労働者数が減少する一方で,労災保険に林業一人親方として加入する者(労災保険第二種特別加入者)に増加がみられる。しかし,彼らの存在形態や作業形態は明らかでない部分が多く,安全衛生の観点から問題をはらむ。そこで本研究では,1980年代末以降相次いで設立された,福岡県にある5つの一人親方団体およびその構成員である一人親方に対するアンケート調査を基に,一人親方やその組織体の現状を分析した。その結果,事業体からの解雇により一人親方が生み出されるケースがある点,グループで請負業に就業する者もいる点,零細な請負人が主である点等が明らかになった。

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