原発性胆汁性肝硬変を合併したサルコイドーシスの３例

DOI Web Site 参考文献7件
  • 能島 大輔
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 谷本 安
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 栗本 悦子
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 早稲田 公一
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 池田 元洋
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 古賀 光
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 宮原 信明
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 金廣 有彦
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 中田 安成
    公立学校共済組合中国中央病院内科
  • 谷本 光音
    岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科学
  • 片岡 幹男
    岡山大学大学院保健学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Three Cases of Sarcoidosis Accompanied with Primary Biliary Cirrhosis
  • ショウレイ ホウコク ゲンパツセイ タンジュウセイ カンコウヘン オ ガッペイ シタ サルコイドーシス ノ 3レイ

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抄録

サルコイドーシスと原発性胆汁性肝硬変は，ともにPropionibacterium acnesの関与が考えられているが，両疾患の合併は稀である．我々は, サルコイドーシスと原発性胆汁性肝硬変を合併した３例を経験した．全例が中年女性であり，抗ミトコンドリア抗体が陽性であった．３例中２例に皮膚サルコイドーシスを認めた．発見時，全例でサルコイドーシスは胸部X線病期Ⅰであった．全例でウルソデオキシコール酸の内服を行い, サルコイドーシスの進行は認めないものの，１例で肝不全の進行が認められ，15年の経過で死亡した．

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参考文献 (7)*注記

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