植草学園大学の森の再生 : 植草学園大学とNPO法人ちばサイエンスの会による自然観察園作り

DOI 機関リポジトリ Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Forest Regeneration in UEKUSA-GAKUEN University
  • ショクソウ ガクエン ダイガク ノ モリ ノ サイセイ : ショクソウ ガクエン ダイガク ト NPO ホウジンチバサイエンス ノ カイ ニ ヨル シゼン カンサツエン ズクリ

この論文をさがす

抄録

植草学園大学は2008年4月に開学した。設立当時,大学の近隣には未開発の森が多く存在していた。現在,大学所有地の北側は平地林や耕作を放棄した水田や,まだ耕作をしている水田がある。これらの平地林の一部として,本大学は校舎の北側に約2ヘクタールの平地林を所有している。この場所は,ほとんど手入れが行われず,ここ10年以上手つがずのままの状態であり,人の侵入が拒まれる状態であった。筆者らが所属するNPO法人ちばサイエンスの会の目的の一つに,子ども達に自然体験や自然観察を経験させることをあげている。筆者が本大学に勤務することになったことが契機となり,身近にあるこの森を利用し,子ども達および本大学学生が自然観察や自然体験が出来るように,森を整備し,各種観察や森での諸活動を始めた。本稿では森の整備過程と子どもたちの自然体験活動,そして将来にわたり森全体が自然観察や自然体験活動等の教育の場として活用できるようなデザインを会として構想した結果を大学に提案してきた内容を報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ