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- 福山 和女
- ルーテル学院大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The Significance of Practical and Interactive Seminar-style Education in Social Work : Troubles of Management in the Seminar Education(<Special Issue>Practical Education and Professionalism in Social Work)
- ソーシャルワーク教育における演習教育の実体 : 教員がもつ演習教育に対する苦手意識
- ソーシャルワーク キョウイク ニ オケル エンシュウ キョウイク ノ ジッタイ : キョウイン ガ モツ エンシュウ キョウイク ニ タイスル ニガテ イシキ
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説明
社会福祉士・精神保健福祉士が国家資格をもつ専門職として認知されて20年以上が経過した.社会福祉の現場で,ソーシャルワークを駆使し,相談援助を主たる機能として利用者,地域,社会を対象に援助や支援を展開している.両福祉士にとって,専門性の習得は必須条件であり,大学や専門学校での科目「ソーシャルワーク演習教育」の果たす役割は重要である.本稿では,ソーシャルワーク演習教育の実体について,演習教育の概論目的,目標,位置づけ,内容,方法を,教育学の教育原理に基づき検討した.担当教員がソーシャルワーク演習教育を展開する上での苦手意識は,ソーシャルワークという専門性よりも,「専門職としての教員」のアイデンティティ,「教えること」の意義,教えられる側の「人として善くなろう」とする成長への意思が主たる要因であることを明らかにした.演習教育の体系化にはソーシャルワークの教育体制の枠組みがその基盤となる.
収録刊行物
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- ソーシャルワーク学会誌
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ソーシャルワーク学会誌 27 (0), 1-16, 2013
日本ソーシャルワーク学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205338458624
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- NII論文ID
- 110009922879
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- NII書誌ID
- AA12456822
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- ISSN
- 21898944
- 18843654
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- NDL書誌ID
- 025133042
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可