鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)のMullins効果とハードニングが耐震性に及ぼす影響

書誌事項

タイトル別名
  • SEISMIC PERFORMANCE EVALUATION OF LRB CONSIDERING MULLINS EFFECT AND HARDENING

説明

現行の道路橋示方書・同解説 V 耐震設計編では,鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)を適用した免震橋梁の動的照査において,LRBの復元力特性を有効設計変位に対して割線剛性またはバイリニアでモデル化することを推奨している.しかし実際の復元力特性は,最大経験ひずみに依存し(Mullins効果),かつせん断ひずみが大きくなるとハードニングが生じることも確認されている.大規模地震に対する耐震性を評価する場合には,これらの復元力特性を適切に評価して動的解析を行うことが重要と考えられる.本研究は,LRBの製品検査の結果に基づいて新たな履歴モデルを構築し,現行の設計で用いられるバイリニアモデルとの比較検討を行ったものである.

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