教育機関の被災と防災管理のあり方

書誌事項

タイトル別名
  • DAMAGE OF EDUCATIONAL INSTITUTIONS AND METHODOLOGY OF DISASTER PREVENTION MANAGEMENT IN A SCHOOL

説明

東日本大震災では岩手,宮城,福島3県で園児・児童・生徒553名が亡くなったが,大川小学校などの事例を除くと引き渡し後に自宅や帰宅途中で犠牲になった子供たちが多いと伝えられている.一方,学校施設は災害直後から避難所として利用され,多くの教職員が避難所の開設・運営,さらに被災した学校の復旧や代替施設での学校再開など平常とは異なる膨大な業務の上に,児童・生徒のメンタルケアにも心を砕く必要があった.こうした教育機関での災害対応上の課題を整理し,これらの教訓から教育機関の防災管理のあり方について述べる.これを踏まえて徳島県でまとめた学校防災管理マニュアルガイドラインとこれの普及方法について報告する.

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

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