日本における核融合研究開発の歴史

書誌事項

タイトル別名
  • History of Controlled Nuclear Fusion in Japan.
  • ニホン ニ オケル カク ユウゴウ ケンキュウ カイハツ ノ レキシ

この論文をさがす

抄録

日本において,制御核融合の研究が開始されて約50年経った.当時,天体,原子核,素粒子,宇宙線,放電,溶接などの分野の研究者たちによって核融合を志向する研究が始まった.そのとき,まず研究体制が議論され,さしあたって基礎研究を進めることで合意が得られた.その後,実験装置の大型化が進められるようになり,特に,この十数年で国際協力としての研究開発が盛んになった.本稿では,研究開発の巨費化がはじまる前の時代に焦点を当て,日本の制御核融合研究の跡をたどる.

収録刊行物

  • 日本物理学会誌

    日本物理学会誌 56 (6), 395-402, 2001

    一般社団法人 日本物理学会

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ