労働作業現場における安全標識の配色と認識評価

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タイトル別名
  • Color Scheme and Recognition Evaluation of the Safety Signs in a Working Site

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抄録

労働作業現場における安全標識は,労働災害防止対策の重要な役割を担っており,さまざまな現場で使用されている。しかし,図とフレームと地の色彩の配色については定められてはいない。そこで,安全標識の配色が,認識評価に及ぼす影響を検討した。その結果,安全標識の持つ意味が,禁止,注意,指示と異なっても配色を黒・黒・黄(図・フレーム・地)とすれば識別評価の高い配色となることが明らかになった。また,適切評価と配色との関係は,安全標識の持つ意味が,危険,注意,指示によって異なり,危険標識には黒・赤・白,注意標識には黒・黒・黄,指示標識には黒・黒・黄および黒・緑・白の配色にすれば適切評価が高められることが示唆された。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 49 (3), 35-40, 2002

    一般社団法人 日本デザイン学会

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参考文献 (8)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205410800768
  • NII論文ID
    110003824860
  • NII書誌ID
    AN00150292
  • DOI
    10.11247/jssdj.49.35_2
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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