色彩好悪と色彩象徴の経年比較

書誌事項

タイトル別名
  • A Chronological Study of Color Preference and Color Symbolism

この論文をさがす

抄録

色彩好悪と色彩象徴などに関する調査を女子学生対象に'04'05に実施し、筆者の約10年前、同様に実施した結果と比較し、経年変化を検討した。即ち、色彩好悪色、自分に最も似合う(似合わない)と思う服色、色名からの連想語、14個の象徴語(怒り、嫉妬、罪、永遠、幸福、孤独、平静、郷愁、家庭、愛、純潔、夢、不安、恐怖)から連想した色名について調べた。その結果、色彩好悪については、ピンク、青、橙、水色、黄色が最も好かれる色上位5色であり、一方、最も嫌いな色上位5色は、灰色、黄土色、紫、ピンク、赤の順となった。本研究の結果は、色彩好悪はゆるやかに経年変化するが、色彩イメージと色彩象徴はあまり変化しないことを示唆している。

収録刊行物

  • デザイン学研究

    デザイン学研究 55 (4), 31-38, 2008

    一般社団法人 日本デザイン学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (18)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205411571200
  • NII論文ID
    110007024854
  • NII書誌ID
    AN00150292
  • DOI
    10.11247/jssdj.55.31_2
  • ISSN
    21865221
    09108173
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ