書誌事項
- タイトル別名
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- Regulation of Twist and BMP Antagonists Expression in Human Periodontal Ligament Cells
- バイヨウ ヒト シコンマク サイボウ ニ オケル Twist ト カクシュ BMP antagonist ノ ハツゲン セイギョ
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説明
TwistやBone morphogenetic protein (BMP) antagonistは歯根膜細胞の骨芽細胞様分化を抑制的に制御することにより, 歯根膜組織の恒常性の維持を担っている可能性がある.そこで本研究では, 骨分化誘導したヒト歯根膜細胞 (HPL cells) におけるTwistと種々のBMP antagonistの発現動態と, BMP antagonistがこの細胞の骨芽細胞様分化に及ぼす作用を検討した.その結果, HPLcellsを骨分化誘導培地 (ODM) で培養すると骨芽細胞様分化の促進が認められ, これには内因性のBMP-2/4が関与していた.また, この細胞は恒常的にTwistとBMP antagonistであるGremlinとFollistatinを遺伝子および蛋白レベルで発現していたが, Chrodinの蛋白レベルでの発現は確認できなかった.この内Twistの発現はODMで培養あるいはBMP-2刺激することで増加した.一方, Gremlin, Follistatinの発現はODMで培養すると減少したが, BMP-2はこれを変化させなかった.また, Gremlin, Follistatinの精製蛋白はともに, ODMで誘導される骨芽細胞様分化を抑制した.したがって, HPLcellsは恒常的にTwistとBMPantagonistであるGremlinとFollistatinを発現して, 自らの骨芽細胞様分化を抑制的に制御している可能性がある.また, 骨芽細胞様分化が誘導されると, TwistとGremlin/Follistatinはその発現がそれぞれ促進的, 抑制的に制御され, この細胞の骨芽細胞様分化を調節していると考えられる.
収録刊行物
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- Dental Medicine Research
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Dental Medicine Research 28 (2), 67-76, 2008
Showa University Dental Society
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205415853568
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- NII論文ID
- 10024381940
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- NII書誌ID
- AA12322983
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1cXhtlamtr3M
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- NDL書誌ID
- 9765265
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- ISSN
- 18820719
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可