書誌事項
- タイトル別名
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- Surgical treatment for adrenocortical carcinomas in a single center
- フクジン ヒシツガン
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説明
近年,画像検査機器の進歩に加え,内分泌腫瘍に対するガイドラインが策定され,今後,副腎腫瘍の発見頻度が増加するものと予想される。現状では内分泌専門医が常勤してない医療施設も多く,画像検査で偶発的に発見された副腎皮質癌(ACC)を疑われる症例が,われわれ外科医へコンサルトされる場面が想定される。その際は,内分泌学的検査をする必要があり,外科医にもある程度の内分泌学的知識が要求される。しかし,術前,術後のミトタンなどによる補助療法に関しては,副腎不全などの特異的な副作用があり,施行に際しては内分泌専門医による対応が必要と考える。low stageのACCのうちWeiss criteriaにてscoreの高い症例では術後再発のリスクが大きく,外科医としては,再発時には常に外科的切除の可能性を念頭に,個々の症例に注意深い経過観察と慎重な対応が求められる。
収録刊行物
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- 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 31 (3), 184-188, 2014
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205425749760
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- NII論文ID
- 130004709131
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- NII書誌ID
- AA12566955
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- ISSN
- 27588777
- 21869545
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- NDL書誌ID
- 025811778
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可