書誌事項
- タイトル別名
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- Retroperitoneal laparoscopic resection for pheochromocytoma and paraganglioma
- カッショク サイボウ シュ ト パラガングリオーマ ニ タイスル アトバラマク トウタツホウ デ ノ フククウキョウ シュジュツ
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説明
副腎腫瘍に対する腹腔鏡手術は標準術式として確立しており,主に経腹膜到達法が選択されている。しかし,径が大きい褐色細胞腫やパラガングリオーマに対する腹腔鏡手術は,通常の経腹膜到達法では手術が困難なことがある。これら困難症例に対し,われわれは後腹膜到達法による腹腔鏡手術を施行している。褐色細胞腫やパラガングリオーマに認める豊富な血管は主に背側から腫瘍に至る。特に径6cmを超える大径の腫瘍では腫瘍血管の発達が顕著で,この血管束を適切に処理してゆくことが安全な手術に重要である。後腹膜到達法ではこれら血管束を早い段階で処理でき,腫瘍血流を減少させつつ手術を行えるため,血管が豊富な大径の褐色細胞腫やパラガングリオーマに有用であると考えている。当科における手術手技と周術期成績を報告する。
収録刊行物
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- 日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌
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日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 32 (1), 19-23, 2014
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205427070080
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- NII論文ID
- 130005068785
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- NII書誌ID
- AA12566955
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- ISSN
- 27588777
- 21869545
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- NDL書誌ID
- 026248433
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可