イオン交換膜法かん水の濃縮特性に関するシミュレーションの検討

  • 正岡 功士
    Research Institute of Salt and Sea Water Science, The Salt Industry Center of Japan
  • 加留部 智彦
    Research Institute of Salt and Sea Water Science, The Salt Industry Center of Japan
  • 中村 彰夫
    Research Institute of Salt and Sea Water Science, The Salt Industry Center of Japan

書誌事項

タイトル別名
  • Simulation of Concentration Characteristic of Brine Obtained by Ion Exchange Membrane Method

説明

製塩工場においてイオン交換膜法によって得られる濃縮海水の組成をモデル化し, 濃縮実験を実施した. かん水の塩化ナトリウム純度が87~93%, 濃縮温度50, 70, 90℃において, 塩類は塩化ナトリウム, 硫酸カルシウム, 塩化カリウムの順番で析出した. そして, 濃縮過程における溶液中の各イオン濃度の濃縮予測モデルを提案した. 本モデル式を活用することで, 任意の純塩率, 任意の温度における濃縮過程での母液, 苦汁などの溶液組成を予測し, 塩化ナトリウム析出率などの生産性に関わる濃縮特性値も容易に得ることができる.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205451857408
  • NII論文ID
    130004675436
  • DOI
    10.11457/swsj1965.62.104
  • COI
    1:CAS:528:DC%2BD1cXltVOktrg%3D
  • ISSN
    03694550
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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