ひらがな文と漢字まじり文の読みやすさの比較研究
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- 北尾 倫彦
- 大阪学芸大学
書誌事項
- タイトル別名
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- COMPARATIVE STUDY ON READABILITY OF “Hiragana -bun” AND “Kanji-majiri-bun”
- COMPARATIVE STUDY ON READABILITY OF ^|^ldquo;Hiragana -bun^|^rdquo; AND ^|^ldquo;Kanji-majiri-bun^|^rdquo;
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説明
1 ひらがな文と漢字まじり文の読みやすさを比較するために3つの実験を行なつた。<BR>2 実験Iにおいては, 読みの速さが比較されたところ, 漢字まじり文の方がひらがな文より3試行を通じて速く読まれたが, 読みの回数を重ねるにつれてその差は小さくなつた。<BR>3 実験IIにおいては, 読書時のeye-voice spanが比較されたところ, 文字数を指標とするとこの両文間に差がなかった。<BR>4実験IIIにおいては, この両文にクローズ法を適用したところ, 漢字まじり文の方がひらがな文より高い正答率を示した。<BR>5 3実験の結果から, ひらがな文と漢字まじり文の読みやすさの差は言語経験の差によつて意味性がことなるためであることが示唆された。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Educational Psychology
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The Japanese Journal of Educational Psychology 7 (4), 1-5,76, 1969
The Japanese Association of Educational Psychology
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205460351616
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- NII論文ID
- 110001897580
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- NII書誌ID
- AN00345837
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- ISSN
- 00215015
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可