顔料の吸油量測定機の改良

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タイトル別名
  • Improvement in Mechanical Method of Oil Absorption Test
  • ガンリョウ ノ キュウユリョウ ソクテイキ ノ カイリョウ

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説明

顔料の吸油量測定は練り合わせ法で行なわれているが, エンドポイントが感覚的, 主観的であるため個人差が生じやすく, 客観性のある機器測定法への転換が望ましい。<BR>現行の機器測定法としては, ゴム用カーボンブラックのstructureの目安にするため, アブソープトメーターによるDBP吸油量の測定法がJIS K 6221に規定されているが, これを他の顔料に汎用しようとしても, 混練トルクが小さくて不可能である。そこで微小なトルク変化をも測定できるように機器の改造を行なったところ, すべての顔料の吸油量を精度よく測定できるようになった。<BR>なお吸油量と関係の深い充テン粉体の空隙量の測定を水銀ポロシメーターによって試みた。

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参考文献 (1)*注記

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