書誌事項
- タイトル別名
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- Structure and Some Characteristics of a Novel Cellulose Derivative Cellulose Nitrate Carboxymethyl Ether
- シンキ セルロース ユウドウタイ Cellulose Nitrate Carb
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説明
新規セルロース誘導体CNC (Cellulose Nitrate Carboxymethyl Ether) は, セルロース骨格の水酸基を特定量のカルボキシメチルエーテル基と硝酸エステル基で置換した構造を有する高分子電解質である。CNCの構造と特性にっいて検討した結果, 以下のことがわかった。CNCは構造中に親水基と疎水基成分をバランス良く含有するため, 水と少量の有機溶剤からなる混合溶剤に可能で, 多くの水系樹脂との相溶性が良好である。CNCは広範囲の温度領域で高い弾性率を保持し, ガラス転移温度も高い。このため, 速乾性と耐熱ブロッキング性を発現させることができる。CNCは-種の界面活性剤であり, その高い界面活性能により顔料分散効果が発現される。また, 他の水系樹脂にCNCを添加することにより顔料分散性を向上させることができる。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Society of Colour Material
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Journal of the Japan Society of Colour Material 68 (12), 741-751, 1995
Japan Society of Colour Material
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205469166976
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- NII論文ID
- 10001661624
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK28XhtFWqsr0%3D
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- NDL書誌ID
- 3641087
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- ISSN
- 0010180X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可