書誌事項
- タイトル別名
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- Paint Atomization by Means of Air Spray Gun
- エア スプレー ガン ニ ヨル トリョウ ノ ビリュウカ
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説明
エアスプレーガンによる塗料の微粒化現象を解明するため, 空気キャップの側面空気孔から噴射される空気 (パターン調整用空気) と, 中心空気孔や補助空気孔から噴射される空気 (霧化用空気) とを分けて供給できるように改造したエアスプレーガンを用いて, 噴霧条件が塗粒径ならびに噴霧の広がりに及ぼす影響を調べた。その結果, 次のことが明らかになった。<BR>(1) 塗料は, 霧化用空気だけの噴射で微粒化されるが, パターン調整用空気だけでは微粒化されない。しかし, 両方の空気が噴射される場合には, 霧化用空気の流量の増加により, 噴霧の広がりが小さくなり, 微粒化が抑制される。これとは逆に, パターン調整用空気の流量の増加により, 噴霧の広がりが大きくなり, 微粒化が促進される。<BR>(2) エアスプレーガンによる塗料の微粒化は, 本質的には気液二相流の微粒化現象と同じであるが, 塗粒同士の合体による粗大化に影響される。
収録刊行物
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- Journal of the Japan Society of Colour Material
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Journal of the Japan Society of Colour Material 58 (12), 707-717, 1985
Japan Society of Colour Material
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205469635712
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- NII論文ID
- 130004671159
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- NII書誌ID
- AN00354634
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- NDL書誌ID
- 3057680
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- ISSN
- 0010180X
- http://id.crossref.org/issn/0010180X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可