外科感染症分離菌とその薬剤感受性
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- 品川 長夫
- 名古屋市立緑市民病院外科
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- 水野 勇
- 名古屋市立緑市民病院外科
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- 平田 公一
- 札幌医科大学医学部外科学第一講座
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- 桂巻 正
- 札幌医科大学医学部外科学第一講座
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- 水口 徹
- 札幌医科大学医学部外科学第一講座
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- 牛島 康栄
- 独立行政法人国立病院機構埼玉病院外科
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- 牛田 知宏
- 独立行政法人国立病院機構埼玉病院外科
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- 相川 直樹
- 慶應義塾大学医学部救急医学
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- 葉 季久雄
- 慶應義塾大学医学部救急医学
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- 高山 忠利
- 日本大学医学部消化器外科
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- 佐藤 毅
- 日本大学医学部消化器外科
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- 加藤 高明
- 日本大学医学部消化器外科
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- 由良 二郎
- 松波総合病院消化器センター
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- 真辺 忠夫
- 名古屋市立大学大学院臨床病態外科学
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- 竹山 廣光
- 名古屋市立大学大学院臨床病態外科学
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- 若杉 健弘
- 名古屋市立大学大学院臨床病態外科学
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- 谷口 正哲
- 愛知県厚生連知多厚生病院外科
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- 真下 啓二
- 愛知県厚生連尾西病院外科
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- 石川 周
- 高浜市民病院外科
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- 水野 章
- JA三重厚生連いなべ総合病院外科
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- 久保 正二
- 大阪市立大学大学院肝胆膵外科学・循環器外科学
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- 末廣 茂文
- 大阪市立大学大学院肝胆膵外科学・循環器外科学
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- 藤本 幹夫
- 市立藤井寺市民病院外科
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- 檜垣 一行
- 市立藤井寺市民病院外科
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- 谷村 弘
- 和歌山労災病院外科
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- 谷口 勝俊
- 和歌山労災病院外科
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- 辻 毅
- 和歌山労災病院外科
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- 大西 博信
- 和歌山労災病院外科
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- 山上 裕機
- 和歌山県立医科大学第二外科
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- 川井 学
- 和歌山県立医科大学第二外科
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- 田中 紀章
- 岡山大学大学院消化器腹部外科
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- 岩垣 博巳
- 岡山大学大学院消化器腹部外科
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- 木村 秀幸
- 岡山済生会病院外科
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- 淵本 定儀
- 独立行政法人国立病院機構福山医療センター外科
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- 末田 泰二郎
- 広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
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- 檜山 英三
- 広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
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- 竹末 芳生
- 広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
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- 村上 義昭
- 広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
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- 大毛 宏喜
- 広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
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- 上村 健一郎
- 広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態制御医科学講座外科学
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- 津村 裕昭
- 広島市立舟入病院
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- 横山 隆
- 広島市医師会運営安芸市民病院
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- 竹内 仁司
- 独立行政法人国立病院機構岩国医療センター外科
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- 安井 義政
- 独立行政法人国立病院機構岩国医療センター外科
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- 池田 靖洋
- 福岡大学医学部第一外科
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- 安波 洋一
- 福岡大学医学部第一外科
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- 笠 晋一朗
- 福岡大学医学部第一外科
書誌事項
- タイトル別名
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- BACTERIA ISOLATED FROM SURGICAL INFECTIONS AND ITS SUSCEPTIBILITIES TO ANTIMICROBIAL AGENTS
- PECIAL REFERENCES TO BACTERIA ISOLATED BETWEEN APRIL 2003 AND MARCH 2004
- 2005年度分離菌を中心に
抄録
1982年7月から外科感染症分離菌に関する多施設共同研究を行ってきたが, ここでは2005年度 (2005年4月-2006年3月) の成績を中心にまとめた。1年間で調査対象となった症例は229例であり, このうちの161例 (70.3%) から366株の細菌と18株の真菌が分離された。一次感染症から195株, 術後感染症から171株の細菌が分離された。一次感染症では, 好気性グラム陰性菌の分離頻度が最も高く, 次いで好気性グラム陽性菌であり, 術後感染症では, 逆に好気性グラム陽性菌の分離頻度が最も高く, 次いで好気性グラム陰性菌であった。好気性グラム陽性菌については, 一次感染症, 術後感染症共にEnterococcus faecalisやEnterococcus faeciumなどのEnterococcus spp.やStaphylococcus aureusなどのStaphylococcus spp.の分離頻度が高かった。嫌気性グラム陽性菌では, 一次感染症で, Streptococcus constellatus, 術後感染症でEggerthella lentaの分離頻度が高かった。好気性グラム陰性菌では, 一次感染症からEscherichia coliの分離頻度が最も高く, 次いでPseudomonas aeruginosa, Klebsiella spp.などであり, 術後感染症からはE. coli, Enterobacter cloacae, P. aeraginosaの分離頻度が高かった。嫌気性グラム陰性菌では, 一次感染症, 術後感染症共にBacteroides fragilisの分離頻度が最も高かった。年次的変動では, 一次感染症で好気性グラム陰性・陽性菌の分離頻度が増加し術後感染症で好気性グラム陽性菌が増加し, 逆に嫌気性菌グラム陽性・陰性菌が減少した。グリコペプチド系薬耐性のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) やEnterococcus spp.および多剤耐性緑膿菌は認められなかった。前年度に続きCefazolin (CEZ) 高度耐性E. coliが5%に認められた。ペニシリン系薬やセフェム系薬に耐性のB. fragilis groupは多かったが, 前年度増加したBilophila wadsworthiaの増加傾向は認められなかった。
収録刊行物
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- The Japanese Journal of Antibiotics
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The Japanese Journal of Antibiotics 60 (2), 59-97, 2007
公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205495006208
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- NII論文ID
- 130004396059
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2sXlsFOksrg%3D
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- ISSN
- 21865477
- 03682781
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可