書誌事項
- タイトル別名
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- Rethinking <i>The Division of Labor in Society</i>
- 『社会分業論』再考--ナショナリズム論の視角から
- シャカイ ブンギョウロン サイコウ ナショナリズム ロン ノ シカク カラ
- On the Perspective of Nationalism Theory
- ―ナショナリズム論の視角から―
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抄録
本稿は,デュルケムの『社会分業論』をナショナリズム論の視角から検討することにより,ネイションという観念を近代社会における連帯の条件として提示することを目的とする.『社会分業論』は,「人格崇拝」および「中間集団論」を論じた著作として,今日なお高く評価されている.人格崇拝の規範は,組織的社会において復元的法律に宿り,社会の機能連関つまり分業を担保する.だが,人格崇拝はいかにして可能なのだろうか.法律は制裁的機能を弱められているのだから,人格に向けられた集合意識は沸騰しない.崇拝には,具体的な表象が必要とされる.本稿では,その表象として,「ネイション」という観念に注目する.そして,集合表象としてのネイションと中間集団による集合意識との結びつきが,深い多様性をもった諸個人の連帯を可能にさせる「道徳的個人主義」を形成することを明らかにする.
収録刊行物
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- 社会学年報
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社会学年報 36 (0), 105-125, 2007
東北社会学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205511229952
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- NII論文ID
- 130005002640
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- NII書誌ID
- AN00109754
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- ISSN
- 21879532
- 02873133
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- NDL書誌ID
- 8911504
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可