-
- 野村 昌良
- 亀田メディカルセンター・ウロギネコロジーセンター
書誌事項
- タイトル別名
-
- フククウキョウ カ センコツチツコテイジュツ ノ ジッサイ
この論文をさがす
説明
<p> 骨盤臓器脱は中高齢女性に好発し,生活の質を妨げる疾患の一つである.骨盤臓器脱患者は臓器下垂のみならず,頻尿,尿意切迫感,尿失禁および排尿困難などの下部尿路症状を呈することも多く,泌尿器科に受診することも多い.近年,腹腔鏡を用いた骨盤臓器脱手術である腹腔鏡下仙骨腟固定術が徐々に普及しつつある.この術式は経腟メッシュ手術で行われるようなブラインド操作がなく,手技を可視化することが可能であり,腹腔鏡操作に習熟していれば,安全に施行可能であると期待されている.しかしながら腹腔鏡下仙骨腟固定術は容易な術式ではなく,安全に行うためにはその手順やコツを十分理解する必要がある.本稿では子宮上部切断術を伴う腹腔鏡下仙骨腟固定術の実際について述べる.</p>
収録刊行物
-
- Japanese Journal of Endourology
-
Japanese Journal of Endourology 30 (1), 26-39, 2017
日本泌尿器内視鏡学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205513321088
-
- NII論文ID
- 130006943326
- 40021223606
-
- NII書誌ID
- AA12524434
-
- ISSN
- 21874700
- 21861889
-
- NDL書誌ID
- 028294437
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可