仮想計算機を利用したウイルスの影響探索システム

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タイトル別名
  • Virus Activity Detection System built on Virtual Machines
  • カソウ ケイサンキ オ リヨウ シタ ウイルス ノ エイキョウ タンサク システム

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抄録

近年ネットワークを介した犯罪は増加しており、その中でもコンピュータウイルスによる被害は年々拡大している。現在では、ウイルスコードを暗号化するなど、従来のパターンマッチング法では検出できないウイルスも登場している。<BR>本研究では、ウイルスを検出し、その影響を探索するシステムを構築する。まず本システム上にネットワークを構築し、このネットワーク上でウィルスを活動させることにより、実際の影響を探索する。ウイルスに感染した疑いがある計算機が見つかった場合、疑いのある計算機を実ネットワークから切断した後、構築した本システム上の仮想ネットワークに接続する。実際にウイルスに感染していた場合、メールを送信するなど何らかの活動がみられるため、その活動による影響を仮想ネットワーク上で探索する。また、ウイルスの活動を探索した後は、同じ影響を実ネットワークに与えていないかどうかを検査する。

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