サービスデザインの時代:顧客価値に基づくこれからの事業開発アプローチ

  • 長谷川 敦士
    株式会社コンセント 特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)

書誌事項

タイトル別名
  • The era of service design: A new approach for developing services
  • サービスデザイン ノ ジダイ : コキャク カチ ニ モトズク コレカラ ノ ジギョウ カイハツ アプローチ

この論文をさがす

説明

<p>サービスデザインとは,生活者の価値観の変化に伴って,ビジネスの本質がモノから体験にシフトしたことによって生まれた,新しい事業開発の手法である。従来のモノを主体にした考え方(グッズドミナントロジック)に対して,サービスを中心にした事業の考え方はサービスドミナントロジックと呼ばれている。サービスデザインはユーザー中心,共創,体験の連続性,物的証拠,全体的な視点,といった「サービスデザイン思考」を基に構成される。Airbnbなどの新しい事業体は,事業の企画だけでなく,組織運営にまでサービスデザイン思考を導入している。これからの事業開発において,サービスデザインアプローチは重要性を増していくと考えられる。</p>

収録刊行物

  • 情報管理

    情報管理 59 (7), 441-448, 2016

    国立研究開発法人 科学技術振興機構

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ