北海道三笠産アンモニウム硫酸塩鉱物: 1.ゴドヴィコフ石・エフレモフ石・ツェルミッヒ石
書誌事項
- タイトル別名
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- Ammonium sulfate minerals from Mikasa, Hokkaido, Japan: 1. Godovikovite, efremovite and tschermigite
説明
北海道三笠市幾春別の奔別川東岸には地下の石炭の自然燃焼に由来すると思われる高温熱気孔があり,三笠石などの鉄硫酸塩鉱物が産出する.筆者らが2009年9月にこの噴気孔周辺から採集した鉱物を検討したところ,新たにゴドヴィコフ石,エフレモフ石,ツェルミッヒ石,ブサンゴー石といったアンモニウム硫酸塩鉱物を見出したので報告する.本産地において,三笠石のような無水硫酸塩は高温の石炭ガスから昇華したものと考えられているが,これらのアンモニア硫酸塩鉱物はそれよりも低温の石炭ガスから昇華したものと考えられる.
収録刊行物
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- 日本鉱物科学会年会講演要旨集
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日本鉱物科学会年会講演要旨集 2010 (0), 94-94, 2010
一般社団法人日本鉱物科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205545235072
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- NII論文ID
- 130004601744
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可