液晶バックライト用熱陰極蛍光ランプの開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of Hot Cathode Fluorescent Lamps for LCD Backlight

説明

近年の液晶テレビの大型化に伴い、使用されている冷陰極蛍光ランプは、長尺仕様・使用本数増となる。これは、コストアップ・消費電力増の要因となるため、ランプのコストダウン・高効率化が望まれている。<BR>  筆者らは、コスト・効率に優れた液晶バックライト用熱陰極蛍光ランプの開発に取り組み、以下に示す開発品を得ることができた。<BR>  封入ガス条件・電極のエミッタ付着量を最適化し、実際に点灯時の電極上のエミッタ飛散量を測定することで、冷陰極蛍光ランプと同等のmin60,000時間を確保する見込みを得た。<BR>  上記エミッタ付着量を満足できる4重コイルを採用し、テレビの薄型化に対応するため、バルブ断面を楕円とした。<BR>  ランプ電力は45インチ液晶用で30Wとし、これによりテレビ1台あたりのランプ本数を冷陰極蛍光ランプの約4分の1にでき、コストダウンが可能である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205548831232
  • NII論文ID
    130006953458
  • DOI
    10.11515/ieijac.40.0.7.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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