光ダクトシステムによる照明空間におけるものの見え

書誌事項

タイトル別名
  • Appearance of the objects in a space daylit from mirror duct system

説明

光ダクトシステムによる昼光照明空間における視環境の評価を目的とし、埼玉県深谷市内の光ダクトシステム実証実験住宅において、被験者実験を行った。光ダクトシステムを採用した居間の雰囲気性、台所・洗面所における作業のしやすさ・ものの見え方について、被験者は評価を行った。また各部屋で分光分布を測定し、光ダクトによる昼光の演色性を評価した。光ダクトからの昼光の演色評価数は、時間によって変動し、平均演色評価数で70から99程度であることがわかった。  光ダクトによる昼光照明と蛍光ランプとで、サラダの見え方を比較した結果、‘色の自然さ’‘立体感’は、光ダクトからの昼光照度によらず、光ダクトの方が蛍光ランプよりも評価が良いことが示された。‘色の鮮明さ’については、光ダクトからの昼光照度が低い場合、他の評価項目に比べ評価が低く、蛍光ランプと同等の照度でないと、同等の色の鮮明さは得られないことがわかった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205549765760
  • NII論文ID
    130006953877
  • DOI
    10.11515/ieijac.39.0.38.0
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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