人体内通信における電極配置および接触状態の違いによる伝送効率の変動

書誌事項

タイトル別名
  • Gain dependence on electrode positions and contact conditions of intrabody communication devices
  • 広島再発見 広島人もカープも鯉も、軟水でいきいきはつらつ
  • ヒロシマ サイハッケン ヒロシマジン モ カープ モ コイ モ ナンスイ デ イキイキ ハツラツ

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説明

人体内通信は,人体を通信媒体とみなしてウェアラブル機器間での情報伝送を行う技術であるが,詳細な信号伝送メカニズムはいまだ解明されていない.本研究では,ダイポールアンテナへの給電メカニズムを人体内通信に適用することにより,送受信機のあらゆる電極配置においてゲインの大小関係を説明可能な伝送モデルを提案した.人体に接触させる電極数を変えてゲインを測定し,送信機2電極,受信機1電極をそれぞれ人体に接触させると最も伝送効率が高くなることを示した.また,電極間距離,電極面積,電極位置,送受信電極の向きをさまざまに変えてゲインを測定し,電極間距離,電極面積,電極位置を変えてもゲイン変動が起きないことや,送受信電極を信号伝送経路に沿った方向に配置することがよいことを示した.

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