アシル化合物のSN2反応の機構に関する実験的研究

書誌事項

タイトル別名
  • An experimental study on the SN2 reaction pathway of acyl derivatives

説明

α炭素原子がカルボニル基を持つ化合物のSN2反応は、一般的なアルキル基の反応と比べると極端に反応が加速されることが報告されています。この加速の原因を実験的に明らかにするために、原料にフェナシルクロリド、求核剤に水酸化ナトリウムを使って研究を進めています。この2つの物質を常温で反応させるとαヒドロキシアセトフェノンが生成し、さらに反応して安息香酸が得られることがこれまでの実験で明らかになっています。この安息香酸生成について報告します。

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  • CRID
    1390001205556411264
  • NII論文ID
    130004645004
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.18.0.245.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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