パワーデバイス用銅ワイヤボンディング

  • 余 宙
    早稲田大学大学院情報生産システム研究科
  • 巽 宏平
    早稲田大学大学院情報生産システム研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Cu wire bonding for power devices

説明

高温で使用されるパワーデバイスのインタコネクションを行うために、太線銅ワイヤの超音波ウエッジボンディングを検討した。チップ側にはAl電極に、基板側には銅電極への接合をおこなった。従来行われてきたAlワイヤのウエッジ接合は通常、常温でおこなわれるが、銅ワイヤは、加工硬化指数が大きいため、接合時のチップ損傷が問題となる。ここでは、ウエッジ接合ステージを加熱することと、接合条件を最適化することで、ウエッジ接合の信頼性を改善することができた。接合部の信頼性については、接合強度試験、加熱加速試験後の化合物形成、ボイド発生状況の観察をおこない確認した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205556480128
  • NII論文ID
    130005469923
  • DOI
    10.11486/ejisso.26.0_367
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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