サリチル酸ビスマス(BSS)誘導体の合成及び構造解析
書誌事項
- タイトル別名
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- Synthesis and sutractural analysis of Bismuth Subsalicylate(BSS) derivatives
説明
サリチル酸ビスマス(BSS)は胃腸薬として市販されているPepto-Bismolの活性成分で、抗炎症作用を示す。この化合物の構造や詳細な生理活性メカニズムは解明されていないが、その主な原因はBSSの難溶性にあり、種々の測定に支障をきたしている。<BR> 本研究では、BSSの構造決定の足がかりとして、サリチル酸骨格にアルキル基を導入することにより、溶解性が向上したBSS類縁体の合成と、X線結晶構造解析を達成した。また、新規生物活性を期待して、ベンゼン骨格をアズレン骨格に置換したAzulenyl BSSの合成についても検討したので、併せて報告する。
収録刊行物
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- 基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集)
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基礎有機化学討論会要旨集(基礎有機化学連合討論会予稿集) 2009 (0), 130-130, 2009
基礎有機化学会(基礎有機化学連合討論会)
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205556565248
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- NII論文ID
- 130004728737
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可