<I>N</I>-(3-フェニルプロピオニル)ラクタム類縁体の気相単分子イオン分解 ―アシル鎖長のスペーサとしての役割―

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タイトル別名
  • Role of Spacer Effects in Acyl Moiety on Unimolecular Dissociation for <I>N</I>-(3-Phenylpropanoyl)-1-azacycloalkan-2-ones and Their Analogues

抄録

電子イオン化により生じる分子イオンやフラグメントイオンをプリカーサーイオンに選択し、その単分子イオン分解を4セクタータンデム質量分析計の第3自由空間でのメタステーブル分解時間軸の構造と反応性について検討した。N-(オメガ-フェニルアシル)シクロアルカン-2-オン骨格のアミド結合開裂に際しての(多重)水素転位を見出してきたが、今回は、転位水素供給部位のアシル鎖長(スペーサ)の役割に注目して、3-フェニルプロピオニル系で見られた異常なフラグメントイオンについて様々なラクタム類と比較し報告する。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205556799744
  • NII論文ID
    130004645544
  • DOI
    10.11494/kisoyuki.2008.0.59.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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