産業廃棄物焼却施設におけるPFCの破壊処理について
書誌事項
- タイトル別名
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- The thermal decomposition of perfluorocarbons in industrial waste incineration facility
説明
パーフルオロカーボン類(PFC)は、炭素とフッ素から構成される化学物質であるため、不燃性で化学的に安定な性状であり、かつオゾン層破壊効果がないことから、フロン類の代替物質として利用されてきた。しかし一方では、温室効果(CO2の6,500~9,200倍)を有していることから、類似するハイドロフルオロカーボン類(HFC)、六フッ化硫黄(SF6)と共に「京都議定書」における排出削減対象物質となっている。当社では、PFC含有廃棄物を「PFC破壊処理ガイドライン」に準拠し、産業廃棄物焼却施設(ロータリーキルン方式)での混焼によって破壊処理した。破壊処理時における「PFC破壊処理ガイドライン」に係る要件はいずれも満足しており、最終排ガス中のPFC濃度は1ppm以下、かつ分解効率99%以上を確認した。
収録刊行物
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- 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
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廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 26 (0), 539-, 2015
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205590543104
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- NII論文ID
- 130005484946
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可