厨芥類および紙類の発生抑制と再資源化に関するライフサイクル分析

書誌事項

タイトル別名
  • Life Cycle Analysis on Reduction and Biogasification of Food and Paper Waste

説明

本研究では、京都市で実施されている生ごみ等分別収集実験から得られた分別状況等のデータから生物由来廃棄物(厨芥類および紙類)のバイオガス発生量を推定し、それを元にLCI分析を行い家庭ごみ処理によるGHG排出量を推計した。また、食べ残しなどの発生抑制によるGHG削減効果も併せて推定した。 LCI分析において、1.焼却シナリオ、2-A.厨芥類分別シナリオ、2-B.生物由来廃棄物分別シナリオ、2-C.機械選別シナリオの4シナリオを設定した。その結果、GHGの合計排出量は生物由来廃棄物分別、機械選別、厨芥類分別、焼却の順に少なくなった。食べ残し等の発生量に関して感度解析を行ったところ、約13%の発生抑制により生物由来廃棄物分別と同等のGHG削減効果があった。このことからバイオガス化導入状況においても、発生抑制は有効であることが示された。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205591248768
  • NII論文ID
    130004631135
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.20.0.49.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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