多々羅大橋ケーブルの空力振動に関する現地観測結果

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タイトル別名
  • RESULTS OF FIELD OBSERVATION FOR WIND-INDUCED VIBRATION ON TATARA BRIDGE

抄録

多々羅大橋(中央支間長890m、1999年完成)は、ケーブルの風による振動について数多くの風洞試験が実施され、振動の発生を抑制しつつ設計風荷重が増加しないインデントケーブルを開発し、それを世界で初めて斜張橋ケーブルに適用した。しかしながら,斜張橋ケーブルの風による振動現象については未解明な部分が多く残されているのが現状である。このような背景のもと、多々羅大橋において、インデントケーブルの制振効果を確認することと、Dry-state Gallopingの発生の可能性について調査することを目的に、実橋の振動観測を実施している。本稿は、多々羅大橋の現地振動観測結果について報告するものである。なお、今後数年間は現地観測を継続し、さらなる観測データの蓄積と分析を進めていく予定である。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205594079616
  • NII論文ID
    130005021435
  • DOI
    10.14887/kazekosymp.21.0.381.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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