アフィン投影に基づく衛星ラインスキャナ画像の標定法

書誌事項

タイトル別名
  • ORIENTATION OF SATELLITE LINE SCANNER IMAGES BASED ON AFFINE PROJECTION
  • アフィン トウエイ ニ モトヅク エイセイ ライン スキャナ ガゾウ ノ ヒョウテイホウ

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説明

中, 大縮尺地図作成用の衛星画像標定法として, アフィン投影に基づく標定法を提案した. 衛星が安定したケプラー軌道を航行すること, および衛星画像の画角が極端に狭いことに注目し, 従来の中心投影式に代わりアフィン投影式を採用した. その結果, 中心投影式で問題となるオーバーパラメタリゼーションが回避され, 少ないパラメータで安定した標定結果を得られることを示した. この論文はアフィン投影に基づく標定法に関する理論的基礎を明確にし, SPOTおよびMOMS-2P画像を使った標定実験によって, その実用性を確認したものである. それぞれ1シーン (60km×60kmおよび50km×150km) の画像を扱い, 4点および9点の基準点で平面/高さ方向共に1画素以内の外的精度 (検証点でのRMS誤差) を達成した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2003 (730), 1-13, 2003-04-20

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (39)*注記

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