ポインティングディバイスの特性比較
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on the Characteristic of the Pointing Devices
抄録
一般的なポインティングディバイスである「マウス」「トラックボール」「ペンタブレット」「液晶ペンタブレット」「トラックパッド」の比較実験を行うことで、それぞれのポインティングディバイスの基本的な特性を調査した。その結果、トラックボールが最も操作速度が小さく、トラックパッド、マウス、ペンタブレットの順に大きくなり、液晶ペンタブレットの操作速度が最大であることが判明した。マウスは操作速度の安定も平均的なことが判明した一方で、トラックボールは、操作距離に無関係に操作時間の離散が大きく、各被験者のそれぞれの操作速度が不安定であることが分かった。ペンタブレットはマウスに似た傾向を示した。しかしペンタブレットの離散は小さく、マウスより安定した操作速度を保っていることが判明した。液晶ペンタブレットの操作速度は他の機器と比べて速く、目標の距離の長短を問わず、ほぼ一定の時間で操作が行われていることが判明した。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 58 (0), 86-86, 2011
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205610508160
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- NII論文ID
- 130004638221
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可