ポインティングディバイスの特性比較

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Research on the Characteristic of the Pointing Devices

抄録

一般的なポインティングディバイスである「マウス」「トラックボール」「ペンタブレット」「液晶ペンタブレット」「トラックパッド」の比較実験を行うことで、それぞれのポインティングディバイスの基本的な特性を調査した。その結果、トラックボールが最も操作速度が小さく、トラックパッド、マウス、ペンタブレットの順に大きくなり、液晶ペンタブレットの操作速度が最大であることが判明した。マウスは操作速度の安定も平均的なことが判明した一方で、トラックボールは、操作距離に無関係に操作時間の離散が大きく、各被験者のそれぞれの操作速度が不安定であることが分かった。ペンタブレットはマウスに似た傾向を示した。しかしペンタブレットの離散は小さく、マウスより安定した操作速度を保っていることが判明した。液晶ペンタブレットの操作速度は他の機器と比べて速く、目標の距離の長短を問わず、ほぼ一定の時間で操作が行われていることが判明した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205610508160
  • NII論文ID
    130004638221
  • DOI
    10.11247/jssd.58.0.86.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ