日本人と欧米人との視認性の比較研究について
書誌事項
- タイトル別名
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- Visibility comparative study of Japanese and the Westerners
- Comparison research on visibility research of head up display
- ヘッド・アップ・ディスプレイの視認性研究の比較研究
抄録
研究の目的は、ヘッド・アップ・ディスプレイの視認性の実験をすることで、日本人と欧米人との視認性の違いを明らかにすることである。 日本人の被験者は、日本精機株式会社の従業員及び、長岡市シルバー人材センター登録者など、合計60名である。欧米人の被験者は、上智大学の教職員と学生で、アメリカ人24名、ドイツ人9名、イギリス人8名、スウェーデン人4名など合計60名である。 実験方法は、「俯角」「輝度コントラスト」「表示距離」「表示サイズ」「色波長」の5要因に3水準を設定したスネレン視力表をランダムに表示させて、表示してから認識するまでの表示時間を測定した。 日本人と欧米人との実験結果を比較すると、「輝度コントラスト」と「表示サイズ」が最も視認性に影響した。但し、日本人は「輝度コントラスト」の高いほうを好む傾向にあり、欧米人のほうはサイズや輝度変化に敏感であることを明らかにした。
収録刊行物
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- 日本デザイン学会研究発表大会概要集
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日本デザイン学会研究発表大会概要集 55 (0), 12-12, 2008
一般社団法人 日本デザイン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205610736640
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- NII論文ID
- 130004637639
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可