LnCuOCh層状オキシカルコゲナイド中の自然多重量子井戸構造
書誌事項
- タイトル別名
-
- Natural MQW structure in LnCuOCh layered oxychalcogenides
抄録
LnCuOCh(Ln=希土類元素、Ch=カルコゲン元素)は、酸化物層とカルコゲナイド層が積層する構造をもつワイドギャップ半導体である。これらの材料の電子構造を調べると、その層状構造が酸化物層を障壁、カルコゲナイド層を井戸とした多重量子井戸構造とみなせる可能性が示唆される。エピタキシャル薄膜を用いた吸収スペクトルの測定により、2次元性を示すスペクル構造を一連のLnCuOChにおいて観察した。これにより、LnCuOCh中には、多重量子井戸構造が形成されていることが実証された。
収録刊行物
-
- 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
-
日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2004S (0), 59-59, 2004
公益社団法人 日本セラミックス協会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205616602112
-
- NII論文ID
- 130006974141
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可