イオン照射による金属内包セラミック・ナノファイバーの合成_II_

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タイトル別名
  • Synthesis of Metal Containing Ceramic Nano-fiber by Single Particle Nanofabrication Technique II

抄録

高分子薄膜に入射するイオンビームの飛跡に沿って生じる高濃度活性種により直径ナノオーダーの高分子架橋体を形成し、これを溶媒抽出してナノファイバー化する単一粒子ナノ加工法(Single Particle Nanofabrication Technique : SPNT)は、その長さ、太さ、形成数を任意かつ同時に制御できるユニークな方法である。このナノファイバーに触媒や吸着機能を付与できれば、大きな比表面積の効果を活かした高効率触媒やナノフィルター等への応用が期待できる。そこで本発表では、入射するイオンの飛跡に沿って生じる高濃度活性種をグラフト重合反応の反応点として捉え、セラミック前駆体ナノファイバーへPt等の金属が導入可能となるグラフトモノマーの付与することを試みた。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205620324096
  • NII論文ID
    130006979945
  • DOI
    10.14853/pcersj.2010s.0.2p174.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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