1501 「見える化」から見えてきた「見える化」の効果(一般セッション)

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タイトル別名
  • 1501 An effect of "mieruka"

抄録

プロジェクト内での情報共有やコミュニケーションが非常に難しくなっている.これはプロジェクトが短期間でメンバーの流動性も高く,メンバー同士のコミュニケーションが不足していることが原因である.我々のプロジェクトも例外ではなく同様の問題を抱えていた.そこでこの問題を解決する手段として,TPS(トヨタ生産方式,Toyota Production System)をソフトウェア開発に取り入れた『朝会』,『ソフトウェアかんばん』,『ふりかえり』と呼ばれる3つの手法と,独自の取り組みである『進捗見える化』,『テスティングフレームワーク』(富士通開発のテスト支援ツール)を適用実施した.これらの取り組みは予想以上に情報共有化,コミュニケーション噌加,モチベーション向上,進捗の可視化に効果を発揮することができた.これらの効果が得られる理由として,活動を続けることによりリーダーのシェアが起こるのではないかと考える.本文では取り組みがなぜこれらの効果を発揮できたのか,何が変わっていったかを考察し,取り組みを成功させるためのポイントやリーダーの心構えを述べたい.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205639970816
  • NII論文ID
    110007602824
  • DOI
    10.14914/spm.2008.spring.0_297
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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