書誌事項
- タイトル別名
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- Study on the Existing Effects of Irrigation Pond through the Questionnaires on Residents
- キンリン キョジュウシャ カラ ミタ タメイケ ガ ホユウスル カンキョウ ホ
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抄録
本研究では, 大阪府堺市の市街化区域内に存在するため池を対象に, ため池の規模, 立地位置, 周辺状況といった存在形態やため池から居住者までの距離と, 近隣居住者が捉えたため池が保有する環境保全機能の評価との相互関係を明らかにすることを目的とした。その結果, 環境保全機能の評価は, ため池の存在形態によって異なっており, 自然供給機能, 景観形成機能, 利用機能では, 水辺周辺に樹林が多く, 水面の眺望性の高い, 自然要素がセット環境として存在するため池で評価が高いことが明らかとなった。評価の高い池では距離が離れても評価が高いまま維持されることや, ため池に対する接触頻度が高いほど, 評価が高いことが明らかとなった。
収録刊行物
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- ランドスケープ研究
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ランドスケープ研究 58 (5), 257-260, 1995-03-31
公益社団法人 日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205669811456
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- NII論文ID
- 110004305639
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- NII書誌ID
- AN10455955
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- ISSN
- 13484559
- 13408984
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- NDL書誌ID
- 3611563
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可