ジェランガムゲルの弾性率に対する熱履歴の影響

  • 新田 陽子
    大阪市立大学大学院 生活科学研究科 食健康科学講座
  • 池田 新矢
    大阪市立大学大学院 生活科学研究科 食健康科学講座
  • 高谷 友久
    大阪市立大学大学院 生活科学研究科 食健康科学講座
  • 西成 勝好
    大阪市立大学大学院 生活科学研究科 食健康科学講座

書誌事項

タイトル別名
  • Effect of thermal history on elastic modulus of gellan gum gels

説明

熱履歴がジェランガムゲルの弾性率に及ぼす影響を調べるため、冷却速度、貯蔵温度、貯蔵時間を変えたゲルの弾性率および弾性率の温度依存性を調べた。冷却速度を変えて作成したジェランガムゲルの弾性率を比較したところ、毎分0.5度で冷却して作成したゲルの弾性率は毎分約15度で冷却して作成したゲルの弾性率よりも10倍ほど大きかった。25度で2時間保存したゲルの弾性率と25度で2時間保存した後4度で20時間保存したゲルの弾性率は25度以上ではほぼ一致した。ゲル化の際の冷却速度が低温での保存よりもジェランガムゲルの弾性率に大きく影響することが示された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205688910976
  • NII論文ID
    130007009718
  • DOI
    10.11402/ajscs.14.0.107.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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