長尺平板船を用いたマイクロバブルの尺度影響に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Experimental study on scale effect of drag reduction by microbubbles using a very long flat plate ship
説明
マイクロバブル法の実船への適用性を検討するために、マイクロバブルの尺度影響調査として、400m水槽において長尺平板船の曳航実験を行った。長さ12mの平板船を用い、抵抗低減効果は特に壁近傍のボイド率と強い相関を持つことを確認した。長さ50mの平板船を用い、速度7m/sにおいて最大摩擦抵抗低減率は約22%であり、抵抗低減効果は船首端から40m下流でも若干みられ、実用化の可能性を確認した。境界層厚さの相違に対し、摩擦抵抗低減効果の差はほとんど見られず、壁付近のボイド率が重要であることがわかった。以上の実験により、実船における吹き出し位置や吹き出し空気流量の推定の基礎となるデータを取得できた。
収録刊行物
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- 関西造船協会講演概要集
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関西造船協会講演概要集 2002A (0), 3-3, 2002
社団法人 日本船舶海洋工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205689139712
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- NII論文ID
- 130007009971
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可