ERPパッケージの導入効果の分析 - 中堅企業2社を事例として -

  • 守屋 英樹
    専修大学大学院経営学研究科 経営情報学会 野原産業株式会社

書誌事項

タイトル別名
  • A Review of ERP Package Implementation Process and Effects in the Two Medium-sized Firms

説明

1990年代前半に、海外から日本へ多数のERPパッケージが紹介され、多くの企 業が導入に取り組んできている。その事例を検証すると、一企業で全ての業務にERP パッケージを導入したケースは少なく、会計・財務、生産といった一部の業務にのみ 導入したケースが多く見られる。統合業務アプリケーションとして期待されるERP パッケージの効果がこれらの企業で十分に得られているかについては疑問が残る。一 方、数少ないながらも情報システムのほとんどをERPパッケージ中心のシステムに置 き換え、その効果を得ている企業もある。本報告では、既存の情報システムの大部分 を、ERPパッケージ中心の情報システムに変換して、大きく成功した中堅企業2社を取 り上げ、その導入過程と効果を検証し、導入成功の要因を明らかにする。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205709452288
  • NII論文ID
    130005049075
  • DOI
    10.11497/jasmin.2003f.0.56.0
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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