組織間関係が規定するグローバル戦略的提携の成否:

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タイトル別名
  • Strategic Alliance determined by Inter-organizational Relations:
  • Cases of Sharp, Hong Hai and CEC
  • シャープ, 台湾鴻海,中国CECの事例から

抄録

グローバル戦略的提携の成否を決める国際的な「組織間関係」について考察した。事例として、シャープのグローバル提携を取り上げた。シャープは、台湾の鴻海と提携し、堺工場を共同で運営し成果が出ている。しかし、保有技術の供与を巡り、シャープへの出資交渉は決裂した。この結果、最終製品で競合するサムスンやアップル等とも提携した。そして、シャープは中国CEC社と合弁会社設立と独創的技術の供与に合意した。鴻海とCECで、グローバル戦略的提携の成否が分かれた。グローバル戦略的提携の成否を分ける要因は何か?独創的技術の供与を決断する要因は何か?この事例を基に、国際的な「組織間関係」に視点をあわせ、提携の成否要因を考察した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001205710319744
  • NII論文ID
    130004606769
  • DOI
    10.11497/jasmin.2013f.0.205.0
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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