水需要量を考慮した森林域水資源賦存量の評価
説明
日本の森林は、降水量が多い山岳地域に主に分布しており、水源としての役割を担っている。森林と水資源の関係については、森林の持つ水源涵養機能に期待が集まっており、コンクリートダムの貯水効果を森林の水源涵養機能によって代替しようという「緑のダム」論などの議論がなされている。しかし、これまでの研究は主に森林からの流出のみに着目し、需要とのバランスについては議論されてこなかった。<BR> そこで、本研究では、森林から供給される水資源量が水需要量と比較してどのくらいの量に相当するのかといった水資源の需給バランスを調べることにより、森林域水資源賦存量についての評価を行うことを目的とした。
収録刊行物
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- 水文・水資源学会研究発表会要旨集
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水文・水資源学会研究発表会要旨集 19 (0), 104-104, 2006
水文・水資源学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205713020288
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- NII論文ID
- 130004627634
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可