力制御を用いた放射性廃棄物検査用スミヤロボットの開発
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of the Smear Inspection Robot for Radioactive Waste using Force Control
説明
国内の原子力関連施設において発生する放射性廃棄物は搬出時に表面汚染検査を実施するが、この検査は一般的に濾紙を用いて拭き取る間接測定法によって行われている。従来は形状の異なる検査対象物ごとに専用の自動機械を製作して適用しているためコストアップの要因となっており、また、濾紙の押し付け力を均一に保てないために拭き取り効率が悪いという問題を抱えていた。今回、様々な形状の検査対象物の拭き取り動作が可能な4軸構成のアーム装置を製作し、力センサを用いた押し付け力のフィードバック制御を行うことにより検査対象物の設置誤差が存在しても所望する一定の押し付け力で拭き取ることが可能なスミヤロボットを開発したので報告する。
収録刊行物
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- 日本原子力学会 年会・大会予稿集
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日本原子力学会 年会・大会予稿集 2006f (0), 270-270, 2006
一般社団法人 日本原子力学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205717887744
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- NII論文ID
- 130007026817
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可