書誌事項
- タイトル別名
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- Progressive Freeze-concentration of Aroma Components of Peach Fruits
- モモ カジツ コウキ セイブン ノ カイメン ゼンシン トウケツ ノウシュク
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抄録
凍結濃縮は加熱を伴わないマイルドな濃縮手法であるため,香気成分など熱に不安定な物質の濃縮に適している.そこで我々は界面前進凍結濃縮法による,モモ香気成分の濃縮を試みた.<br>モモ果汁を減圧蒸留してモモ香気成分を含む凝縮水を採取した.得られた凝縮水を界面前進凍結濃縮し,モモ香気成分を濃縮した.凝縮水を体積比で11.6倍濃縮したところ,主なモモ香気成分(γ-デカノラクトン,(E)-2-ヘキセン-1-オール,1-ヘキサノール,(Z)-3-ヘキセニルアセテート,その他)の濃度は,およそ8~12倍前後となり,比較的理論値に近い濃縮率となった.一方,界面前進凍結濃縮操作で生成した氷に取り込まれた香気成分量は,最も多いものでも投入量の約0.5%であった((E)-2-ヘキセン-1-オール).界面前進凍結濃縮法により,モモ香気成分は効率良く濃縮されることがわかった.
収録刊行物
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- 日本食品工学会誌
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日本食品工学会誌 11 (3), 141-145, 2010
一般社団法人 日本食品工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205741473152
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- NII論文ID
- 130005078759
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- NII書誌ID
- AA12076107
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- ISSN
- 18845924
- 13457942
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- NDL書誌ID
- 10839379
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可